臓腑の気2

臓腑の気2 | 鍼灸薫風堂 | 名古屋市瑞穂区の鍼灸治療院

前回は肝の臓についてお話ししました。

まだまだ細かなこともありますが、五臓六腑について簡単にお話ししてから、ちょっとずつ話を広げていこうかなと思います。

 

今日は脾の臓について。

脾というところは胃に入った飲食物(水穀)を消化吸収し、水穀の精微としてエネルギー変換させ(気血津液)、全身を栄養するためのスタートラインとしての働きと、これらをがあります。

これを運化作用といいます。

そのため、胃とこの脾はセットで非常に人間の生命活動の中で重要な役割があります。

 

もともと太りにくい体質っていう人がよくいますが、何かをきっかけに食べても太らず、体重が減ってしまうことがあります。

それはこの運化作用がうまく機能できず、スタートラインから出発できていない可能性もあります。

緊張すると下痢や軟便になる人っていますよね。

よくあるパターンは非常に精神的ストレスが強くかかってしまい、食欲はあるけど、軟便が続いている。

だんだん食欲が落ちてきて、体重が減少し始める。

この働きが落ちてくるとこんな異常が起きてしまうわけです。

 

現代はストレス社会だなんていいますから、こういう方は多いかもしれません。

 

次に昇清作用といのがあります。

現代中医学では、肺の臓と心の臓が全身に気血を巡らせていると考えますが、その肺まで清陽(気)を送り届ける働きのことを昇清といいます。

この働きがうまくできないと、全身に気を送りとどけることができなわけですよね。

そうすると朝にすぐ起きられない(他の理由もあり)とか、頭がボーとするとか、立ちくらみがする、めまいがするとか色々な症状がでてきます。

 

次に統血作用があります。

これは簡単にいうと血が脈の外に出ないようにする働きのことです。

人の血液が簡単に漏れ出ることはありませんよね。

それはこの機能が働いているからですが、これがうまく機能しないと出血を起こしやすくなります(これも他の理由のときがあり)

 

脾は意智を主るといわれ、思考についてもその働きがあります。

これは物事を考えて、知恵をだしたりする働きです。

色々と考え込みすぎていたり、思い悩んでいるとこの働きがわるくなります。

もともと考え込みやすい性格の人は、脾が弱いために性格が作り上げられているっていうことも逆にあるわけです。

 

この胃と脾というのは飲食と直接関係しているために、食事の影響はこの二つに出てきます。

 

食べ過ぎると思考が停止してきます。

昔フードファイトというドラマがありましたが、最後食べれなくなると気を失っていました。

これはひどく脾を傷めつけたため、思考が停止するどころか完全に脾の働きを阻害した結果ですね。

 

食べ過ぎだけではなくて、甘い物(間食)を毎日のようにしている場合にも影響してきます。

塵もつもれば山となるといいますが、少量の積み重ねも怖い物があります。

現代は女性だけでなく男性も甘い物好きが多いらしいですから、気をつけたほうがいい人はたくさんいると思います。

 

これらの働きを良くしたい場合は、お散歩がいいですね。

またお散歩ですね(笑)

 

脾は四肢を主るとされており、手足を動かすことによって働きを良くできる側面があります。

脾胃が弱ると手足の動きが悪くなり、つまずきやすくなることもあり、肉体面の強化が臓腑の働きの改善に繋がることよくあります。

 

運動不足の人は要注意ですね。

 

ちょっと長くなったので、次回に続く。。。


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