畑のブログBLOG
2018.02.17
居住環境による影響
最近では高層マンションの建設が増えています。
一昔ではマイホームの一戸建てを持つことが人生の目標とされていましたが、現在ではマンションの方が家族構成が少人数であることやセキュリティの面、運用の仕方が多様などさまざまな理由でマンションを購入される方が多いそうです。
一戸建て、マンションの1階、2階と高層階では環境が大きく違います。
築年数の古い木造や鉄筋構造の一戸建てのご自宅にお住いの方は、住み始めてからとにかく足が冷たいと言われることが多いです。
日当たりや土壌の性質により、冷えていても乾燥感のある人と湿気をまとっている方もいます。
マンションの1階2階くらいにお住いの方は、どちらかというと一戸建ての方と近いように思いますが、高層にお住いの方はやや高揚気味でフワーっとすることもあるようです。
また、新しい一戸建てやマンションは床暖房が付いているご自宅が増えているため、比較的冷えの影響は少ないようです。
冷えが中焦から下焦に影響する場合と気の停滞が中焦から上焦に強まり影響する場合、はたまたそこに季節の問題や七情、飲食の問題が加わっている場合など考慮すべきことがたくさんあります。
今日も患者さんからたくさんのことを学びました。