畑のブログBLOG
2018.02.21
病理の移行
自分の頭の中で描いた病因病理、弁証。
気虚>陰虚と考えた。
いざ鍼をする。
治療後に主訴が軽減し、良性変化がある。
時間をあけて再確認する。
主訴は軽減した状態で良性変化も続いている。
2診目まで良い経過をたどっていたが3診目より明らかに陽気が増し陰虚のウェイトが大きくなっている。
気虚所見は改善している。
軽い腰酸痛と下肢の痛みを感じ、上半身の緊張も感じるとのこと。
弁証を陰虚主体に切り替える。
治療後、症状改善。
初診と現在の状態、治療について詳しく患者さんに説明する。
もう少し良い処置がなかったのかと思いを巡らす。
一生懸命やるしかない。