畑のブログBLOG
2018.03.26
年に一度の役員講師研修会
昨日は北辰会の役員講師研修会に参加してきました。
年に一度、講師の先生方が一堂に集まり行われる研修会です。
午前の一番はテストを受けました。
過去に何回も受けていますが、かなり緊張します。
しかし、このテストは非常に重要で、日頃の臨床をしっかりと論理的な思考を持ちながら行っているか、また基礎的な部分も学習しているかを試される機会です。
日頃より勉強する習慣を怠らないようにして、テストに向けての勉強も行っていますが、今回も実力不足を思い知るテストになりました。
正直、出来はよくありませんでした。
合格するとより高いレベルの指導が受けられ、それがまた患者さんに還元でき、多くの方を救えられます。
また指導する機会が増え、非常に貴重な勉強もさせていただけます。
すべては患者さんのためと思い合格を目指しているのですが、まだまだ努力が足りないようです。
今日からまた一から出直しです。
テストの後は、指導を行う指導を受けてきました。
昨年より、実技指導を担当する機会をいただいていますが、その指導の仕方の指導です。
指導するときは一度に複数人の方を見て回るため、受講者のレベルを計りながら各々のレベルに準じた指導を行う必要があります。
体表観察能力の高い人を指導する場合には、より臨床的に反応のあるあるツボがどのような状態なのかをより立体的に把握してもらえるように、指導する側も常にレベルの向上が必要と感じました。
また、伝えるための言葉のレパートリーも豊富にしておくことも重要でした。
今回の研修会も得られるものが多く、特にこの役員講師研修会はレベルの高い方たちが集まる機会ですので、とても勉強になりました。
最後の代表講演は、人間が克服したい一番の病気である癌に対する臨床事実をお話しくださいました。
蓮風先生は臨床歴50年以上です。
簡単に真似することはできませんし、真似てはいけないと思います。
しかし、私が臨床歴50年を迎えたときの目標として、一歩一歩地に足をつけて、レベル向上に励みたいと思います。