畑のブログBLOG
2018.05.14
鍼の勉強会
昨日は北辰会本部定例会に参加してきました。
午前中はペアとなって、簡単な問診と体表観察を中心に得られた情報から予想される病因病理と弁証から処置まで決め、その評価を先生に判断していただき指導を受けます。
最近自分の中で迷いが生じることが多く、細かいことに意識が向きがちでした。
それでは正確な体表観察はできません。
先生からはもっと特徴のある大きものを見つけた方が良いとアドバイスをもらい、ペアの方からも適切なご指摘をいただき、大変勉強になりました。
昔から細かいことが気になってしまう性格ですが、それが迷う元なんだなと気がつきました。
問診の時点で、ある程度病態をできるような問診が必要です。
もっとリアルな問診ができるようになることも頑張らなければいけません。
午後は藤本新風先生による常用経穴刺鍼と症例レポートでした。
新風先生の体表観察、刺鍼は本当に華麗です。
繊細でかつ大きく気を動かすその技は大変勉強になります。
真似できませんが、少しでも近づきたいですね。
症例レポートは東京の江戸川で開業されていて、当院にも患者さんをご紹介くださったり、日頃お世話になっている坂井祐太先生の発表でした。
腰痛と頚痛を打鍼のみで改善された素晴らしい症例でした。
多くの質問が飛び交い、たくさんの気づきがある内容でした。
今日から地に足をつけてさらに臨床能力を高める努力をしていきます。
良い日曜日でした。