畑のブログBLOG
2018.06.02
切り替えスイッチ
時々患者さんから、一度に何人も患者さんを診ていると頭の中が大変じゃないですか?と質問を受けます。
一人の患者さんに鍼をして、隣のベッドに移動して次の患者さんに鍼をしていくわけですが、一人一人の患者さんに対して一生懸命に向き合うと自然とスイッチが切り替わっています。
目の前の患者さんと向き合うときは一生懸命です。
意識の中では全てのベッドの状態を感じられるような広い視野を持つことも常に意識しています。
患者さんが鍼をしている際中にもかかわらず、物をとるように動いたときなどはすぐに気がつきます。
そのときは鍼をしているときは、動かないようにお伝えしに行くときもあります。
一つのことに一生懸命になっていると自然と切り替えられるように感じます。
現代の人は複数のことを同時に考えることが多いため、どれもが中途半端になり気持ちの切り替えができなくなっているのかもしれません。
目の前にある一つのことに集中することが必要だと感じます。