畑のブログBLOG
2018.11.14
良いイメージを持つこと
人は何か強い苦痛を感じているときは悪いイメージばかりを頭の中で描いてしまうことは皆さんも経験があるかもしれません。
風邪をひいて高熱が出ているとき
呼吸をすることも辛いほどの激痛が体のどこかに出ているとき
全身倦怠感のために思うように体が動かせないとき
死を目の当たりにする大病を患い、不安と恐怖に押しつぶされそうなとき
他にもたくさんの理由で苦しんでいる方が大勢いることと思います。
様々な病気を治すためには、患者さんの精神安定は避けて通れません。
なぜなら、治す働きに影響するからです。
普段の診療の際に、患者さんに鍼を受けているときやそれ以外のときに1日1回1分でも良いので頭の中で苦痛のない元気な姿をイメージしてみてくださいとお伝えすることがあります。
そうすると段々と患者さんに変化が現れることがあります。
以前に治療の目標を設定することについて書きました。
ただ単に患者さんへ良くなった際に何がしたいか、希望をお聞きしただけではなく、それをより良いものにしたほうが良いと思います。
実際にポジティブ要因として意識してもらうには、それについてイメージしてもらうようにすることがいいのではないかと思います。
それが短時間であっても良いです。
言葉ではなく、感じることが重要です。