畑のブログBLOG
2019.01.08
同じ症状でも治療が違う
同じ症状であっても全て同じ治療で効果が出るということはないです。
まだまだ咳、咽喉痛、咽の違和感や異物感などの症状を訴える患者さんが多いですが、患者さんによって状態は異なります。
専門的に言えば、同病異治といいます。
外感病のみのものばかりではなく、内傷病を兼ねたものもたくさんあります。
肺気の弱りや気逆のもの、心気肝気の停滞や血虚を兼ねるもの、脾胃の弱りや気の停滞を兼ねるもの、腎陽の弱りを兼ねるもの、陰虚内熱を兼ねるものなど、いろいろなものがあります。
選ぶツボも腕、お腹、背中、足など様々なバリエーションがあります。
本当に奥深い医学だなと感じます。
有り難うございます。