畑のブログBLOG
2019.04.03
生活習慣の改善2
鍼灸治療では体質的素因というものを大切にしています。
日本人は西洋人に比べ、お肉や乳製品のなどの洋食に対する消化機能が低いと言われています。
※当然、個人差があります。
日本は島国であり、時代を遡れば、魚や山菜、穀物類などを中心とした食生活でした。
時代ごとに貧困差は存在していたと思いますが、ある程度食事量も節制していたと思います。
又、好きなものをいつでも食べられる状況ではなかったことでしょう。
現代はいつでも好きなものをお腹いっぱいに食べられることができ、洋食中心の生活を送っておられる方は多いです。
仕事柄、夜の食事が22時や23時と遅くなることも多いという方もいます。
理想をいえば、日本人には魚や野菜を中心とした和食が合っており、量も腹八分目が良いと言えます。
夜が遅くなるようであれば、さらに量を減らした方が身体の負担は軽減されます。
食生活というのは、多くは育った環境因子によって大きく左右されます。
肉食中心の生活の両親を持っている方は、受け継いで肉食中心となることは多いのではないでしょうか。
もし、その家庭の体質的素因が洋食の消化機能が弱いとした場合に、その生活を続けていれば、体には継続的に負担がかかることになります。
そうなると良くない習慣が連鎖してしまいます。
両親も同じ病気をしていると問診でお話しされる方もしばしばおられます。
上記も要因の一つになっているかもしれません。
続く。