畑のブログBLOG
2019.04.16
生活習慣の改善5
運動習慣の重要性については過去のブログで触れていますが、初診の患者さんのほとんどにお願いするほどに運動習慣がない方が多いです。
養生指導として時間がない、気が進まないと言われる方もいます。
そのような方には、まずはやる気スイッチを押してあげなけらばいけません。
治療を通して身体のアンバランスが改善され始めると、自ずと運動し始める人もいますが、中にはなかなかやる気スイッチが押されないこともあります。
この問題には、様々な理由があると思います。
運動に対する苦手意識、学生時代に体育以外に進んで運動を行なっていなかった、生い立ち、性格など、他にもあると思います。
この情報から一人の患者さんへの理解度が高まります。
患者さんのことを理解しようとしないままに、単純に体にとって良い、病気を治すために必要と押し付けてしまうと、この患者さんがなぜ行動意欲が湧かないのかということに気がつかないで、逆に心神は安定せず、よくすることができなくなってしまいます。
なぜ運動を始めてくれないのか、以外にもなぜ食養生を守ってくれないのかということも同様のことが言えます。
これらを踏まえて、病気を治すために何が必要かということを理解してもらえるように声がけをしていく必要があります。
一種の愛情が必要です。
続く。