畑のブログBLOG
2020.02.17
アンパンマンのような存在
昨日は名古屋市博物館で開催されている「やなせたかしとアンパンマン展」に家族で行ってきました。
どのようにしてアンパンマンが誕生したのか、作者のやなせたかしさんの思いなどがわかるような、子どもも大人も楽しめるようになっていました。
やなせたかしさんは、24歳で中国に出征し、飢えに苦しみながらも戦争の正義を信じて戦っていたそうです。
しかし、戦争に負けた瞬間に「それまで正しいと言われてきたことは間違い」とされ、絶対ゆるがない正義は「お腹を空かせた人に、たとえ自分の身を削っても食べ物を分け与える」と考えたそうです。
正義というと多くの方は敵をやっつけると連想するかもしれません。
悪いことを正すことも正義と捉える方もいるかもしれません。
しかし、本当の正義は敵味方の考えは必要なく、救いの手を差し出すことなのでは無いかとな改めて思いました。
当院もアンパンマンのような姿であるべきだなと思いました。