畑のブログBLOG
2020.03.28
健康の格差
今、世界では経済的格差がどんどん広がっていると言われます。
これについては資本主義の本質を深く理解するとよくわかる現象です。
ここでは深掘りはしませんが、同じように健康においても格差が広がる可能性があります。
恐らくはすでに広がっていると思います。
昭和の時代より経済発展し、工業化が進み、大量生産が可能となりました。
大量生産が可能となったためにそれまでに高価であった物が低価格で手に入るようになったことは皆さんもご存知のことと思います。
大量生産を可能にするには製造の機械化や化学薬品の使用などが求められます。
そして、人間の生命に直結する食べ物に関しても同様のことが求められます。
安く手に入る食料や野菜というのは、需給の関係から大量に作られるための値段が下げられています。
当然、化学薬品や肥料などを使用していることが想像できると思います。
逆に無農薬や無肥料などのような栽培方法は、雑草を抜く作業など手間がかかり、大量生産は難しくなります。
そのため値段が高くなりやすいです。
多くの方が値段の安いものを好む傾向にあるのはわかると思います。
基本的に大量生産された飲食物は、体に良いというものはほとんどありません。
しかし、現在の経済格差は多くの方に大量生産されたものを摂取することを余儀なくされます。
すると自動的に健康の格差も広がり、病気になる人がどんどん増えていくことになります。
日本の未来が本当に心配になります。
少しでも多くの方が健康をコントロールする能力を身につけてもらいたいです。
それしか身を守る方法がありません。
89kunpudo
@89kunpudo