畑のブログBLOG
2020.07.13
なぜ日本人には和食が一番身体に良いのか。
東洋医学には、三因制宜という考え方がある。
住環境、人、季節などに応じて、自然界も人間界の状況を臨機応変に意識して対応することであり、以前にもブログで触れました。
世界各地には異なったそれぞれの気候風土があり、気温、湿度、標高に違いがあります。
日本国内においても、極端な違いといえば北海道と沖縄の違いがあります。
現代は、多くの人が洋食を好んで食べていて、和食だと勘違いして食べているものもあります。
歴史的に調べて、その土地で食べられていた料理というのは、多くはその地域の人たちにあったものです。
日本がどのような気候風土なのかは、基本的に湿気が多い地域です。
湿気の多い地域では、動物の肉食や油を使用した料理、サラダのような生野菜の摂取、大食などは、基本的には体内へ湿気の邪気が溜めるためよくありません。
わかりやすく、合う合わないを分けてしまえば、洋食は日本の気候風土にはあまり合いません。
ステーキ、ハンバーグ、ハンバーガー、パスタ、などが日本人に合うでしょうか?
日本では、明治時代まで肉食はほとんどされていませんでしたし、パンなどもなく、麦製品といえば蕎麦などでした
粉物の製品も、関西地域で農耕が盛んであったことでその地域で盛んになったほどで、全国的に広まることもありませんでした。
多くの日本人が食べていたものは、魚介類と米、麹などの菌を利用し発酵させた食材、味噌を使用した汁物が中心でした。
ここではざっくりとしか記載はしませんが、ソウルフードを食べることが健康へ重要となります。
健康をコントロールしたいと考える人は、まずは和食のみの生活にすることをお勧めします。