畑のブログBLOG
2020.10.31
今年の冬対策
10月も今日で終わります。
11月となれば今年も残すこと2ヶ月です。
今年を振り返ると世界的に大きな転換点を迎える年になりました。
今日は多くの方に注意していただきたいポイントを手短にお伝えしていきたいと思います。
今年は梅雨が長期間に及び、夏の期間がとても短くなりました。
本来であれば、夏の期間に十分な陽気を養い、梅雨にため込んだ湿気を乾かしながら巡らすような働きを持ちます。
今年に関しては、自然と人体ともに湿気が滞留し、陽気を十分に養えずに冬を迎えています。
この陽気はとても重要で、自然で言えば地熱に相当し、この地熱の温める働きによって冬の寒さを乗り切る原動力になります。
その陽気が少ない状況で、冬の季節が到来すると例年よりも身体が冷えに傾きやすくなります。
すでに寒暖差の大きい日であれば、身体の緊張が増し、胃腸の働きが落ちてしまう方がおられます。
これはもともと地熱を養う力が弱い場合に影響しやすいと言えますが、これから本格的な寒さが到来すると、これに限らず多くの方への影響が考えられます。
急性の胃腸風邪や慢性の胃腸症状、インフルエンザなどの風邪症状へ影響することが懸念させます。
対策としては、
普段の入浴や温泉、銭湯などで十分に身体を補陽すること、
冷えた飲食は避けること
食べ過ぎに注意すること
朝一番に白湯を飲むこと
お味噌汁に刻んだ生姜や擦った生姜を少量入れること
お菓子などの間食は控えること
簡単なものを少しだけあげれば、上記のようなことが対策として取れると思います。
今年は例年よりもさらに慎重な対策と行動が必要となります。
また来年の春を無事に迎えられるように養生していきましょう。