畑のブログBLOG
2021.02.12
同質ではなく、異質で良い
確かに、人は自分自身の考えや主張に共感されることに安堵することが多いかもしれません。
社会の枠組みの中で生活をしていると多くの人は独創性を忘れ、同調性に重きを置いた生活に慣れてしまいます。
そのような中で共感されないことに対しては、不安や嫌悪感などのネガティブな感情を抱えることが多いです。
ここで重要な考え方として持ち合わせた方が良いものに「守破離」というものです。
例えば、伝統においては継承だけではなく、発展も重要なものとなります。
歌舞伎においても古典的なものからスーパー歌舞伎のような新しいものが誕生したように必ず発展がつきものです。
誰かの教えを守り、自身で何かを始めたり、生み出すことはとても勇気がいる作業になります。
それは同質ではなく、異質の存在になることであり、かなりの苦痛を生じる可能性があります。
文脈では、簡単のように発しているように感じられるかもしれませんが、以前の私もみなと違う行動を取ることに抵抗があり、起こってもいないことをあれこれや考えてしまうこともありました。
全員ができるわけではないと理解しています。
しかし、病を治すために必要な要素として、武器として、自分は誰と違っても良いと考え、あえて異質な存在になることを意識することは選択の一つとして考えて良いものだと思います。
現代で起こっている病の多くが、終戦後より増加しているものです。
それは生活習慣の中に、病へ影響しているものが多いことを物語っています。
病を治すことも多くの方の行動パターンとは違う行動をとる必要があります。
ある意味で異質的に物事を捉え直さないといけないです。