畑のブログBLOG
2021.07.31
病を癒す鉄則
こんにちは。鍼灸薫風堂です。
本日は、病を癒す過程において、とても重要なポイントについてお話ししていきたいと思います。
病の種類に関係なく、とても重要なものになりますので、最後まで読んでいただければ幸いです。
それは、自分自身の気持ちを表現する機会を持っているかどうか、さらには、これまでの人生の中にその気持ちを表現することをどれほど経験してきたかどうかというものです。
いわゆる表面的な気持ちではなく、心の奥底から湧き出てくるような素直なものです。
多くの人は、生まれた時は泣いて自己表現をし、自身の感情を伝えようとします。
また、笑う表情も素直に見せていたことと思います。
お腹が空いた時、便を排泄した時、体調が悪い時な、幸せな時、楽しい時、嬉しい時。
そこには作為的なものはなく、自然と溢れ出す感情をそのまま表現していたと思います。
しかし、それが成長過程において、いつからか表現できなくなってしまうことがあります。
それがいつしか、潜在的な意思と顕在的な意思の間に乖離が生じ、本来の自分ではない状態の気持ちを表現してしまっていることが往々にしてあります。
この状態を長く続けていると、心と身体の乖離も大きくなり、いつしか病を患うことになります。
実際の臨床現場や経験を踏まえると、患者さんの癒す(治す)にはこの乖離をどれほどにゼロにできるか、がとても重要なのです。
潜在意識というのはとても難しい領域で、患者さん自身もその乖離に気がついていないことが多いようです。
また、正常な思考活動においても、食事の影響が強いです。
食べたもの、飲んだものが、吸った空気などが、エネルギー変換され、それが今度は分化し、細胞を作り上げていきます。
脳細胞も全てが含まれます。
少しでも近代的な飲食物(お菓子、ケーキ、アイス、ファストフードなど)を取り入れれば、細胞の構成は変化し、バランスを崩れてしまいます。
当院では、食養生はマストであり、人生を変えるため、病を癒すためには必要です。
玄米、味噌汁、糠漬け、納豆、焼き魚、フラックスオイルなどの他は、命を繋ぐ意味でも必要ないものばかりです。
その思考すらも、食べ物によって影響を受けます。
疲れた時に甘いものを欲す現象は、まさに禁断症状と言っても良いです。
病を癒す鉄則は、これらの中に存在し、それをしっかり腑に落とすことで、見えてくると思います。
当院の発信する情報をしっかりとキャッチしてみてください。
今回は以上となります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。