畑のブログBLOG
2021.08.23
エネルギーをどこに注ぐのか
こんばんは。
鍼灸薫風堂の祖父江です。
本日のお題は、人それぞれが生まれ持った
エネルギーをどのようにして
人生に使っていくか、について考えたいと思います。
皆さんの持っているエネルギーは、
個体差が非常に大きいです。
エネルギーが旺盛の人もいれば、
当然に少ない人もいます。
一つ全ての方に、この個体差を
しっかりと理解していただく必要があります。
ここからが本題ですが、
私はこのエネルギーの使い方を
患者さんへ説明する際に、
ポケットを例に挙げて説明することが多いです。
例えば、
Aさんが100のエネルギー、
Bさんが50のエネルギーを持っているとします。
AさんとBさんのポケットの数は同じ50個だとします。
Aさんのエネルギーの使い方は、
一つのポケットに2のエネルギーを注ぎます。
Bさんのエネルギーの使い方は、
一つのポケットに1のエネルギーを注ぎます。
どちらが先にエネルギーがなくなってしまいますか?
答えは、同時です。
今度は、
持っているポケットは5個です
Aさんは一つのポケットに10のエネルギーを注ぎます。
Bさんは一つのポケットに2のエネルギーを注ぎます。
どちらが先にエネルギーがなくなってしまいますか?
答えは、Aさんです。
このように、持っているエネルギーが大きくても、
使い方によって無くなるタイミングは変化します。
場合によっては、エネルギーが少ない場合よりも、
早くエネルギーがなくなってしまいます。
この価値観は、
病気を治すことに必要なものになります。
持っているエネルギーが大小と
ポケットの数に違いがあっても、
使用するポケットの数とエネルギー量の
調整をしっかりとコントロールすることができれば、
エネルギーの消耗をコントロールできます。
さらに、人はエネルギーを取り入れて
消費しているため、減り続ける一方ではありません。
しかし、使用するポケットの数を増やし、
分散しすぎてしまえば、エネルギーは
早くになくなります。
何事も欲張らず、集中することも必要です。
とても抽象的な表現になってしまいましたが、
これが理解できると
本当に、病気を治すスピードが
格段と早くなります。
これは人生を豊かにするためにも、
応用ができる考えです。
参考になれば幸いです。
本日はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
過去のブログも読んでいただけると嬉しいです。