畑のブログBLOG
2017.06.12
北辰会本部エキスパートコース参加
昨日は大阪まで北辰会の定例会へ参加してきました。
午前中は正講師で四国で開業されている水本淳先生による傷寒雑病論の講義でした。
いつも膨大な知識をわかりやすく噛み砕いで講義され、大変勉強になります。
今回は体表観察ができない中、問診情報のみで正確な弁証を導き出すにはどのような問診が必要なのか、大きな病が隠れていないかをいかに簡略的に判断するのか、どのような弁証を導き出すのかを実践に近い形で詳しく解説していただきました。
治療というのは常に真剣勝負であり、多くの引き出しを身につけることの重要さを身にしみて感じ、大変勉強になりました。
午後の前半は藤本蓮風先生と村井和先生が小児の難治性てんかんに対し、鍼灸治療が奏効した症例を解説してくださいました。
蓮風先生の講義を聞くと、鍼灸治療の可能性と素晴らしさをいつも実感します。
もっと修行しなくてはいけないなと、励みとなり、力をいただけます。
午後の後半は藤本新風先生による常用穴刺鍼デモンストレーションでした。
先生の体表観察、刺鍼は本当に美しいです。
超絶実技で本当に勉強になります。
講師の先生方はみなさん、優しい手をしています。
今日からまた修行していきます。