畑のブログBLOG
2017.07.17
夢中になれるもの
私は昔から何かを始めてもすぐ飽きてしまう性格でした。
これまでに長く続いたものは
幼少期から習っていた剣道
小学生に所属していた体操部
そして鍼灸の世界、東洋医学
この3つです。
体操では当時の担任の先生が監督で、保護者会の時に「息子さんは体操の時だけ目をキラキラ輝かせて楽しんでますよ」と言われたことがあるらしい。
実際、ほんとうに楽しくてしょうがなかったですね笑
そして、この東洋医学、鍼灸の世界と出会い、両親から「あなたは東洋医学のことしか頭にないのね」と言われてしまう笑
人の病を癒すというのは簡単なものではなく、非常に大変なことだと思います。
まだまだ未熟なために、悩むことしかありません。
でも嫌だなと思うことはありません。
なぜなら、この医学を学ぶこと、鍼灸をすること、患者さんに笑顔が戻ることが生きがいであり、夢中になれるからです。
現代の人は、なぜ学校に行くのだろう、なぜ働かなくてはいけないのだろうなど、なぜ?と思いながら生活している人が多いようです。
目標とか生きがいがない状態で、ただただ生活しているという状態です。
子どもの頃は、◯◯先生のように学校の先生になりたいとか有名人の◯◯のようになりたい、警察官になって地域の安全を守る人になりたいとか、目標となるものがあったと思います。
大人になると、これがなぜ?に変化してしまう。
これが病気を作り上げる原因の一つになっている印象である。
大人になってもこの目標や生きがいを持ち続けている人は、ほんとうに生き生きしてキラキラしている人が多い。
たとえ病気になっても、それをまたエネルギーに変えてしまう人もいる。
最近では目標や生きがいを持っていない子どもたちが増えているようです。
生き生きとした明るい未来を作り上げていくには、まずお手本となる大人が増えることが大事なのではと思うことがある。
子どもに未来を託すのではなく、大人が未来に繋げていくバトンをつくらなければいけないのかもしれない。
少なくてもうちの子どもたちには大人になっても生きがいを持って、夢中になれるものを見つけてほしいと思う。
そのためには、子どもたちにとってお手本になると思えるようこちらが努力しなければいけない。
生き生きとした、キラキラ輝いた、夢中になれるものを持った人生は苦になることも乗り越えられるエネルギーを持っている。
そう思うと、この医学はそういうことも教えてくれている。
感謝。感謝。
今週の生花