畑のブログBLOG
2017.07.26
健康とは3
お医者さんや私たち鍼灸師などの医療従事者が考える健康とはなにかを考える。
これには色々と時代を遡る必要があるようです。
アメリカのとある医師の書籍を参考すると
健康という概念は単純で、しかも微妙なもの。
健康(health)の語源的意味は、「全体」という意味であり、whole(すべての)、hale(健全な)、holy(神聖な)などの言葉に由来し、医術と宗教と魔術は共通の思想に根ざし、それぞれが他を補い合っていた。
治療、治癒、薬、医学のすべては健康という言葉が含蓄し、この「全体」のある側面を回復させる行為を示しているという。
全体は量的に質的にも完全なもので、ある理想的な全体は部分の集合体ではなく、すべての部分が調和的に統合され、バランスが取れている状態で、完全とバランスは昔から神聖の象徴とされ、健康という概念の根底にもつきものである。
バランスとい言葉はラテン語のbilanx(二つの平皿)でできている天秤(libra)を意味する複合語のようです。
平衡(equilibrium)という言葉ににも天秤(libra)が使わている。
平衡には、静的平衡と動的平衡(ダイナミック)がある。
生命は動的平衡が働き、内部環境や外部環境からのストレス(飲食や労働など)から絶妙なバランスを取ろうとし、すべてが程よい秩序を保った神秘な姿(深遠な意味)として「全体」であり、健康とは単に病気でないということではなく、人間を構成し、取り巻くあらゆる要素、あらゆる力が調和的に平衡状態にあること。
これを包括して、「健康は全体である」としている。
一部をまとめるとこんな感じですが、んー、私の力不足。
このテーマをうまくまとめるにはもう少し勉強が必要ですね・・・
でもなんとか今の力量内で頑張ります。
つづく。。。