畑のブログBLOG
2017.07.29
健康とは4
前回に健康とは全体であり、人間の構成要素、あらゆる力が調和的に平衡状態であることという話でした。
ではその平衡(バランス)のとれた状態とはなんだろうかと考える。
平衡とは釣り合いの取れた状態ですから、完全な固定された動かない状態ではないということだと思います。
外界からの影響を受けないような環境(封鎖された空間)で人間は生活していないため、あらゆる刺激を受けながら生活しています。
雨の日、雪の日、嵐の日、雷の日、嫌なことがあった日、悲しい出来事があった日、嬉しいことがあった日、などなど。
それらが身体に影響しないはずがありません。
そんな中で一定の平衡を保っていて、困るような症状がない状態なのです。
時にはバランスが傾いていることもありますし、それが大きいこともあると思います。
人間には本来この傾きを戻す働きが備わっています。
これを自然治癒力といいます。
大な小なりに傾き、戻りが不十分な場合があります。
症状がなければ未病という状態です。
これを戻すのが鍼灸治療です。
鍼灸治療をすることは、気の流れ、陰陽を調えることが目的です。
(肉体と精神、肉体と気、精神と気を調和させ、平衡にすること)
結果、自然治癒力を高めることができて、病になる前の段階で治療ができ、健康を維持できるです。
つづく。。。