畑のブログBLOG
2017.11.10
鍼灸の適応症7
症状から見た軽重ではなく、身体を診て判断して説明しなければという話をしました。
同じ症状の人が10人いれば、生活習慣や食習慣、生まれ持った体質などそれぞれ違います。
症状があって人がいるわけではなく、人がいて症状があるわけです。
辛い症状があれば、みなさん症状に惑わされてしまうと思います。
症状のために生きているような感覚をお持ちの方もいます。
しかし、病気は結果であって原因ではないのです。
結果ばかりに意識がいき、原因に目を向けれなければイタチごっこになることが多いです。
何が原因になるかはわかりません。
仕事、私生活、食習慣、日頃の癖、運動不足、夫婦関係の悪化、対人関係のストレス、過度な労働など・・・
本当に何がきっかけとなるかは、人それぞれです。
原因がわかると、対策や予防のことを考えるチャンスが生じます。
ある意味で、病気になることで自分の身体と向き合うチャンスだと思います。
現代人は他人とばかり向き合いすぎていることが多いです。
鍼灸治療を受けることは、自分と向きあうきっかけになると思います。
つつぐ。。。