畑のブログBLOG
2017.11.11
鍼灸の適応症8
鍼灸治療をうけることが身体と向き合うきっかけになるとお話ししました。
実は治療しているときに術者である私たちも自分の身体と対話しています。
触診の仕方によって得られる情報が随分と違うため、なかなか体表観察情報がキャッチできない場合に身体の使い方や意識に集中します。
この得られる情報が正確であればあるほど、適応とする疾患の幅が広がります。
私たちに変な癖が身についていたり、力が入りすぎていると得られる情報も少なくなり、治療効果へ影響します。
難病を治している腕のある先生は本当に身体がしなやかで使い方が上手いです。
そして、何かの病気を患っている患者さんの身体をみると歪みが大きく、柔軟性にかけていることが多い印象です。
患者さんよりも私たち術者がしなやかでないといけないです。
つづく。。。