畑のブログBLOG
2017.12.13
胃腸風邪
最近、数名の患者さんで下痢や嘔吐などの症状が出ている方がいました。
今の時期は細菌性やウィルス性の胃腸風邪にかかりやすい時期です。
ロタウィルスやノロウィルスがよく知られていると思います。
ロタウィルスよりもノロウィルスの方が、症状が激しく1週間ほど寝込むこともあります。
私も学生時代にかかったことがありますが、本当に辛いです。
感染し嘔吐した場合には、散布した箇所を入念に消毒する必要があり、掃除が非常に大変です。
患者さんから話を聞くと、生肉や夏野菜(キュウリやトマトなど)の摂取をしていた方に症状が出ていました。
西洋医学的には細菌やウィルスが原因となりますが、東洋医学的には上記のような体を冷やす食べ物で脾胃を冷やしていると、臓腑の機能が低下し、外気の冷えの影響を臓腑がすぐに感受しやすくなります。
日頃のストレスを食べ物で解消しようとするストレス食いも脾胃の機能を低下させます。
今の季節は適度に鍋料理を取り入れるの良いと思います。
風呂吹き大根もいいですね。
鍼灸治療においては、腹部のツボの反応が非常に気になります。