畑のブログBLOG
2017.12.18
今年最後の勉強会
昨日は北辰会関東支部特別講演へ参加してきました。
年内では最後の勉強会となりました
朝家を出ると雪が舞っていて、大阪から参加されていた先生からは電車内から見た雪景色の写真を見せもらいました。
それは寒いわけです。
午前中は「中医学と北辰会の違い」について受講しました。
講義されていた先生は東京の新宿で開業されている竹下有先生でした。
竹下先生はいつも気さくに話しかけてくだる先生で、北辰会では学術副部長を務められていて、その知識量はもの凄いです。
東洋医学、中医学の歴史について当時の世界情勢の影響も踏まえつつ、中医学と北辰会がどのように違うのかを詳しく解説してくださいました。
先生の講義に聞き入ってしまい、あっという間に時間が過ぎました。
午後の一コマ目は「北辰会方式の舌診」について支部長の尾崎真哉先生が講義してくださいました。
尾崎先生は、今年の2月に症例を発表させていただいた際、大変お世話になり、ご指導してくださった優しい先生です。
中医舌診学の歴史や北辰会の舌診の歴史と実際の臨床展開をスライドにたくさんの写真を取り入れ、詳しく解説してくださいました。
多面的観察を行って総合的に虚実の標本主従を明らかすると一見虚のような舌でも実際には実が中心のことがあるとのことでした。
実際の臨床で舌診をすると虚のウェイトが大きいように感じることがよくあり、悩むことが多かったのですが、頭がすっきりしました。
午後の2コマ目は「体表の声を聴く」というテーマでした。
北辰会の副代表である藤本新風先生が体表観察の上達への道を詳しく解説してくださいました。
講義内容は普段から心がける意識、学習ポイント、訓練法などをあらゆる視点から教えてくださいました。
実際に新風先生が受講者の方に指導するデモンストレーションがあり、驚くほどその瞬間に上達しいて、その重要性を感じました。
日頃より指導していただいていますが凄いですね。
今年最後の勉強会も多くのことを学び終えることができました。
感謝。感謝です。
また来年も頑張ります!!