畑のブログBLOG
2018.01.15
インフルエンザが増えてきました
日本では1月〜3月の間はインフルエンザの罹患率が高くなります。
国立感染症研究所が公開している過去10年の発症件数を比較すると2009年のパンデミック以外は比較的同じ推移を示しています。
西洋薬ではタミフルやイナビルなどの経口薬の他に、2010年に承認されたラピアクタという点滴タイプの比較的新しい薬もあるようです。
このラピアクタというお薬を一回の点滴のみですぐ解熱したということを患者さんから聞いたことがあります。
ただし、症状が現れてから48時間経過すると効果はないとのことです。
重症化するケースもあり、悪寒が酷く高熱がある場合は早めに医療機関を受診したほうがよい場合もあります。
ちょうど去年の今頃に漢祥院へ研修に行った際に、蓮風先生が数回の治療を1日行って鍼灸のみで治されていました。
一般的にインフルエンザで来院される鍼灸院は少ないと思いますが、本来は鍼灸治療の対象となります。
皆さんこれからまだまだ気をつけて下さい。