畑のブログBLOG
2021.11.10
心も身体も、どちらも軽視できません
薫風堂の祖父江です。
心と身体はつながりを持っていて、
どちらも重要視しなければいけないところです。
仲の良い夫婦のどちらかが亡くなって
しまった場合に、その数日後にもう1人が
亡くなるケースは、よく耳にする話であり、
私も実際に経験しています。
この話は、まさに心と身体が繋がっていることを
表している内容です。
現代の人においては、精神面を特に考慮しなければ
いけない事例は本当に多いです。
なぜなら、精神力の脆弱化が、
より進んでいるからです。
これには、大きな理由があります。
①信仰心の希薄化により、精神活動の根幹と
なる思想が薄くなっている
多くの方が初詣やお墓詣りなどで、神社やお寺へ
いくことがあるかもしれませんが、そこで学ぶことが
できる思想哲学を理解することができなくなっています。
核家族化が進み、おじいちゃんやおばあちゃんから聞かされる
こともあった伝承も、特に都会で暮らしている方達は無くなって
きています。
②人との関わりの希薄化
最近では、隣近所さんとの交流を避ける方が
多くなりました。
昔であれば、〇〇さん家の〇〇さんなど、ある一定の地域で
関わりがありました。
困ったことがあれば助けを求め、逆に困ったことがあると
助けてあげたりなど、コミュニティ文化が育っていました。
この交流が、嫌だなと感じられる方もいるかと思いますが、
実際には、人との繋がりは精神面において良い作用を
もたらすことが多いです。
お互い様という精神はとても大切にしたほうが良い文化です。
③誤った食習慣の蔓延
共働き夫婦や父子家庭や母子家庭など様々なご家庭があり、
諸事情も様々だと思います。
時間がない場合には、『お昼にこのカップ麺食べて』、
『今日はお外で食べましょうか』などの台詞はよく耳にします。
現代社会における外食産業や簡易食品、加工食品で使用される
食材は、本当に健康に対する拘りを持っていなければ、農薬や
添加物、遺伝子組み換えのサラダ油など、発癌性や病気の原因に
なる調味料や材料などを使用して作られます。
さらには、栄養価が低くなってしまった食材であり、高エネルギー
ではあるが低栄養であることが増えています。
食べ物が心と身体を作り上げていますが、これらの食習慣を
続けていくと精神の脆弱化が進んで行きます。
時間がなくても、作り置きをして冷凍庫で保存しても良いと
思います。
可能な限り手作りで安心安全の食生活を心がることが賢明です。
今、パッと浮かぶのは、この3つになります。
そして、これらの影響は、心の面から肉体へ影響が起こります。
また、肉体面(内臓の疲れ)から精神面へ影響が起こります。
病を克服するには、両面を大切に診ていかなければなりません。
逆を言えば、これらを大切にしていけば、病は治るということです。
医療機関を選択する基準を設けるとすれば、これらを大切にしている
ところを選んでもらうことが良いと思います。
本日はここまでになります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。