畑のブログBLOG
2021.08.18
不自然な世の中
人間は地球環境の中に共存する生物の一部でしかありません。
元々は野生動物と同様の存在であり、大脳が発達し、他の生物に比べ知恵を備えている違いがあるのみです。
現代社会は、科学中心に物事を捉える習慣が身についています。
この状況がいつから始まったのかは、ルネサンス期ごろと言われており、この500年ほどの期間だと考えられています。
それより以前はどのような時代かといえば、自然界の法則に従った地球規模で一体感のある価値観が間違いなく潜在意識に落とされていました。
どちらの社会が良いのかは、今回の論点より外れてしまいますので明記しませんが、健康面で言えば、科学中心の価値観になってからの方が病気は増えています。
また、世の中のシステムも拝金主義的な思想が優先されるようになり、それは現在にまで影響し続けています。
人が人を測り、評価し、人はまた誰かの評価を望み、益々に拝金主義に拍車をかけていきます。
このような状況が続いていく先には、欲を満す以外の満足感は得られなくなり、無意識に不平不満が募っていきます。
本来は、人が人を測れるものではなく、共生するものです。
この考えは調和がとても重要な価値観となり、科学などのどちらかといえば西洋的な哲学や価値観では、受け入れがたくなります。
調和は東洋思想の大切な価値観であり、自然界を中心とした哲学に従う必要あります。
現在の歪みきった社会は、不自然な社会から作り上げられたものと言って良いと思います。
ここから脱出することが、人生を豊かにし幸せになることと、密接な関係を持っていることも、理解できると良いと思います。
人生は誰のものでもなく、自分自身のものです。
しっかりと意思決定をしていくことを大切にしましょう。